2011/12/31

大晦日

イスラエルでは、今年は9月末に新年を迎えました。
そして、日曜日は平日(金曜、土曜が週末)なので、明日1月1日は普通の日です。


お昼にピザを作ってみました。
生地が思ったように仕上がらなかったので、またリベンジしたいと思います。

2011/12/27

豆の甘煮

金時豆と大福豆を甘煮にしてみました。


まず豆を洗い、豆がかぶる位の水に、金時豆を一晩、大福豆を丸一日ほど浸し、浸していた水を捨てて、同様の分量の新しい水でゆっくり煮込みます。

灰汁を取り除いてから、細かく切ったデーツと、少量の塩を入れます。
砂糖の代わりにデーツを使うと、とろみが出て、少し水羊羹に似た感じになります。

この時は、どちらも一晩だけ水に浸してから作りましたが
大福豆は、まだ硬さが残る状態で煮込んでしまったので、しわが寄ってしまいました。


辛い料理と一緒に食べても良さそうです。

2011/12/26

だし

味噌汁や野菜炒めに使えて、簡単にできるだしを作りました。


*作り方*
水 300ml
干し椎茸 1
煮干し  3
生姜   少々
にんにく 1かけ
しょうゆ 小さじ1/4
塩    小さじ1/2
砂糖   小さじ1/2

下準備
・干し椎茸は、6時間程300mlの水につけておき、柔らかくなったら5mm幅に切る
・生姜、にんにくは薄切りにする

1.煮干しを軽く炒る。

2.水と椎茸、生姜、にんにくを加え、中火で8〜10分程煎じる。

3.沸騰したら火を弱め、塩、砂糖、しょうゆを加え、弱火で10分程煎じる。

出来上がりの段階では、多少苦味が残る場合がありますが
1日おくと、味が落ち着きます。

昆布やかつおぶしは、入手はできますが、とても高くて手が出ないので
手軽な材料を使ってみました。
煮干しは、市場の近くのアジア食材店で売っていた「アンチョビの塩干し」で代用しました。

冷蔵庫で2〜3週間、保存がききます。



カリフラワーの茎を使ったレシピを参考にして、ごま油と少し多めのだしで炒めてみました。


この油炒めと、だしを作る時に入れた椎茸、煮干しで炊き込みご飯を作ってみました。
炊き上がって少し蒸らしてから、乾燥わかめ(水で戻さない)を混ぜています。


次回は麦や豆も使ってみたいと思います。

2011/12/22

エルサレムベーグル

ユダヤ人から発祥したパンとして有名なベーグルですが
「エルサレムベーグル」と呼ばれる、細長いベーグルがあります。



一人では食べきれないサイズですが
ごまが香ばしくて、案外モチモチしていて
半分くらいはペロリといけます。

少し小さめのエルサレムベーグルを試してみたら
期待したほどのモチモチ感は無くて残念。

オーブンで少し温めると、ごまの香りが一層引き立ちます。
フライパンを使い、弱火で両面を焼いても
表面はカリカリ、中はフワフワした状態になります。



 レモンのオイル漬けをつけて食べました。




2011/12/13

ごまペースト


 前からずっと気になっていた、ごまペーストを買ってみました。


そのままだと、かなりねっとりしていて
濃いピーナツバターのような味がします。

はちみつを混ぜて、パンにつけてみました。




ごまだれやドレッシングはもちろん、カレーにちょっと足してみたり
パスタソースに加えたり、クリームスープに混ぜたりと、用途が広そう。
これから活躍させるのが楽しみです。

2011/12/02

スマック


アラブ系のスパイス屋さんでよく売られている、スマック。
粉状で、赤紫色をしています。


ウルシ科の植物の果実を乾燥させてすり潰したスパイスで
ギリシャ、トルコ、中東料理などによく使われます。
舐めると、梅干しのような酸味があります。


にんにく、玉ねぎ、かぼちゃを炒め、レンズ豆を加えて
数種類のスパイスで蒸してみました。
スマックを入れると、さっぱりした感じに仕上がります。

2011/11/27

焼きアボカド


アボカドはいつも生で食べていましたが、試しに火を通して食べてみると
意外に美味しかったです。

*作り方*
アボカド 1
トマト  1
チーズ  適量
塩    少々
胡椒   少々
しょうゆ 少々
レモン汁 少々

1.アボカドを半分に切り、種を取り除いて、表面に塩をふる。

2.トマトとチーズを1cm角に切り、塩、胡椒を加えて混ぜる。

3.2を、アボカドに盛りつける。

4.170℃のオーブンで15~20分程焼く。


焼き上がりはこんな感じ。
チーズが少し柔らかくなる程度の焼き加減です。
(とろけないチーズを使いましたが、とろけるタイプのものでも美味しいと思います。)
この時は、胡椒を後からふりかけました。

食べる前に、しょうゆとレモン汁をかけます。


アボカドのディップを周りに盛り付けてみました。
生のアボカドをつぶし、しょうゆと柚子胡椒をつけています。

2011/11/21

Link(オープンテラスカフェ)


イスラエルに来て間もない頃、エルサレム在住歴の長い友人に案内してもらったカフェ。
街の中心部にありますが、植物や壁が上手に使われていて、喧騒をそれほど感じない
落ち着いた雰囲気があります。



このお店のように、オープンテラスを設けて、沢山の植物を置くのが
イスラエルらしいスタイルなのだそうです。


元々生えていた木を利用したパソコン台が素適です。

店内にも席がありますが、天気が良かったので、テラスで食べることにしました。
選んだのは:
・カラマリ(イカの唐揚げ)
・ブルーチーズのフレンチトースト
・トマト、バジル、モッツァレラのオープンサンド


イスラエルのカフェにしては珍しく、イカを使ったメニューを置いていました。
ユダヤ教の食餌(しょくじ)規定では、タコ、イカ、うなぎなど、うろことヒレの無い魚介類は食べてはいけない事になっていて、この規定に沿った食べ物を出すカフェやレストランが多いのです。(ちなみに、ユダヤ教の食餌規定を守っているところには「Kosher
(コシェル、コーシャー)」という表記があります。)
市場でも売っていないので、なかなか貴重です。
ロシア系のスーパーには置いてあったりしますが、高いので普段は買えません...

フレンチトーストとブルーチーズの組み合わせは初めてでしたが
チーズがしっかり濃厚で、量は少なそうに見えてもお腹いっぱいになりました。

トマト、バジル、モッツァレラは外れのない組み合わせで、期待通り美味しかったです。



子猫が居ついているのか、時々おすそ分けをねだりに来ていました。

2011/11/16


10月頃から、柿が店頭に並び始めます。


イスラエルの柿は、日本のものより甘味が少なめです。
種が無く、小さめの食べきりサイズ。


真中をくり抜き、かぼちゃとビーツを蒸したものを詰めてみました。
生姜を少し入れた他はスパイスを加えず、味付けは塩のみ。
柿とかぼちゃのほのかな甘さが効いています。

かぼちゃは、ハロウィンでお馴染のオレンジ色のかぼちゃで
甘味は日本のものより薄く、よく火を通した方が美味しく食べられます。

2011/11/11

ハリネズミ


出かけようと外へ出ると、家のそばの芝生の上に
灰色の亀のようなものが動いているのを発見しました。


近づいてみると、ハリネズミ。
野生のものを見たのは初めてです。
触らなければ、人間を警戒している様子は特にありませんでした。



通りかかった夫婦も、立ち止まって珍しそうに見ていました。
旦那さんが「ハリネズミがいるよ」と言うと、奥さんは
「あら、ハリネズミ~♪ハリネズミ~♪」と、手を叩きながら歌い始めました。

2011/11/04

ビーツ


寒い日に飲みたくなるスープ「ボルシチ」に欠かせない野菜、ビーツ。
ボルシチはロシア料理だと思っていましたが、実際はウクライナ料理なんですね...
別名「ビートルート」「テーブルビート」などとも呼ばれます。


色素が強く、一緒に調理した食材はもちろん、
包丁や手まで、全てこの赤紫色に染まります。


赤かぶと似ていますが、かぶではなく甜菜(砂糖大根)の仲間だそうです。
生のままでは甘くないですが、煮込むと自然な甘味が出てきます。


2011/10/30

バタータ

秋になると、さつまいもが恋しくなります。
焼きいもやスイートポテトなど、作ってみたいのですが
日本と同じさつまいもは無いので、代用品の「バタータ」を使います。


見た目はさつまいものようですが、中は薄いオレンジ色をしています。


しっかり火を通すと、ホクホクした感じでは無く、あっさりした食感ですが
甘味が出てきます。


オーブンで焼き、塩を少しふって、蜂蜜をかけてみました。

2011/10/25

デーツ(なつめやし)


中東や北アフリカではお馴染のデーツ。
栄養価が高く、砂漠で暮らすベドウィンの主食でもあります。
日本ではあまり目にしませんが、お好み焼きソースの原料のひとつでもあるそうです。
味は干し柿に似ていて、しっかりした甘さがあります。


よく見かけるのは、ドライフルーツになったデーツですが
最近、シロップ漬けのセミドライタイプのものを初めて見かけたので、買ってみました。
比較的甘さ控えめで食べやすく、夏なら冷凍にしても美味しいです。

朝食に食べたり、砂糖代わりに使ってお菓子を作ったり
小腹がすいた時のおやつにしたり。



まとめ買いして、冷蔵庫に常備しています。

2011/10/23

Uzi Eriさんのジューススタンド


市場の中にある、人気のジューススタンドです。
ヘブライ語の語学学校の教科書にも載っている、有名なお店。
オーナーは、イエメン出身のUzi Eriさんという男性です。



このお店のジュースは、自然医学を取り入れたレシピで作られています。


レーズン、デーツ、アーモンドを混ぜたジュースを試してみました。
体力増強、記憶力の向上に効果があるそうです。
ほんのり甘く、後味のすっきりした杏仁のような味が、癖になりそうです。


野菜やスパイスで作ったディップも置いています。
右から2番目の白いディップ、見かけによらず、辛いです。


新メニュー?「昆布茶」もありました。
次回試してみようと思います。